No.12 関節のはなし

関節は部位や機能によって、色々な形状や構造をしています。そしてその関節を安定して動かせるように、靭帯や筋肉が働きます。身体中の骨と骨は関節によって繋がり、筋肉の屈伸よって複雑な動きが作られます。動きは連携しているので、どこかに不具合があると、不具合を起こしている部位ではない部位に影響してしまい、痛みが出てしまったりします。

正面から見てみる
横から見てみる

左上の写真は膝を延ばした状態です。膝は延ばした状態では、1方向(全面)にしか曲がりません。右上の写真は、膝を曲げても腿と脛のラインがまっすぐで、膝への負担はありません。そして膝は90度曲がると、内旋外旋が出来るようになります。構造上膝関節は不安定な関節です。ですから股関節や足首の動きが悪いと、とても影響を受けます。

左は外旋、右は内旋しています

股関節が固かったり骨盤と大腿骨がずれていると、正しい位置で曲げることができず、体重が真っ直ぐ足裏にかからないので、膝に負担がかかります。左の写真は膝の外側、右の写真は膝の内側に痛みが出やすいです。

膝を曲げた状態を上からみてみましょう。テープが重なっていますか?

膝が外側にずれていたら、内腿を内に締めて曲げるようにしてみましょう。膝が内側にずれていたら、内腿を外に開くように曲げてみましょう。曲げ伸ばしはゆっくりと、膝ではなく内腿の筋肉を意識しながらトレーニングしてみて下さい😊。

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