自分は良いが、子供たちの未来には、残したい

大工という目線で見えてくる社会

現在は世の中に、職人さんが不足しているのか原因は定かではありませんが、忙しく仕事をさせて頂いております

ただ、忙しい中でも子供たちの未来を考えると不安があります

理由の一つとして建築業界の職人不足です

私を育てくれた親方の世代は、様々な理由で、減少傾向です

その一方で、40代から下の職人が育っていないという事です

このままいくと、近い将来一人一人の仕事は増えたとしても、決して喜ばしい事ではありません

必ずと言っていいぐらい、これから先に頼る先が無くて困るお客さんが増えます

そうなる前に、建築業界の現状の改革が必要と思っております

今は、まだ私より上にも大工さんがいます。それぞれに下職さん達がいて、小さなコミュニティーを持っています。次世代を育てる環境を作り、その小さなコミュニティーが繋がり、建築業界全体で各々が地域を未来を守っていく事が必要な時に来たと思い、地域に安心安全な町づくりをコンセプトにしているニコ魂ミュージアムに参加させて頂きました

仕事をしていると一日一日が早く、あっという間に一年が過ぎていきます。

頼る先が無くて不安な社会になる前に、一日でも早く輪が広がり安心と笑顔の社会を残したいです

建築業界に限らず、気付いた方は行動し、お力添えいただければありがたいです

宜しくお願いいたします