No.14 呼吸筋を鍛えましょう

コロナ禍となってから、呼吸筋を鍛える記事や特集が、多くなったように思います。腹式呼吸が良いと言われてますが、「吸ったときにお腹を膨らませるのでしょう?」と言われることが多いです。でもお腹を膨らませる訳ではないです、そう思ってしまうとお腹を膨らませようとしてしまい、逆に息が入ってきません。私が皆さんにアドバイス時は、「背中に息を入れます」と伝えています。背中?と皆さん疑問顔をするのですが、背中を大きくする感じです。分かりやすくするために、前回のNo.13と同じく、壁に背中を付けてトレーニングしてみましょう。

緑色の部位を押し付ける

立ち方は前回と同じです。壁に張り付いて、腰の空間も狭くするように立ちます。準備ができたら鼻から大きく息をすって、壁に背中を押し付けるようにしてみましょう。この時お腹に力が入るので、かたく絞まっていますが膨らんではいません。十分に吸い込んだら、口からリコーダーを吹くように、一定の量でゆっくり息を吐き出します。吐くときも壁から離れないように、背中は押し付けておいてください。お腹も絞まったままです。後頭部も離れません。呼吸に意識を集中して、繰り返し練習してみましょう。

慣れてきたらNo.13と合わせてトレーニングしてみて下さい。背面の意識が出来るようになると、立ち姿がキレイになります。そしてキレイに立てると、気道が確保されるので、呼吸が楽になります。ぜひ続けてみてください😃。

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