「伝わる」って簡単ではないです。「伝える」のは一人でも出来るけれど、「伝わる」ためには、自分以外の存在があって出来ることだと思うからです。ダンスは言葉ではなく身体表現で伝えるので、伝わらずに終わってしまわないようにといつも心がけるようにしています。

ダンスだからでなく、きっと言葉でも同じなんだと思います。でも時々要件を伝えるだけの、届かずに消えていく会話を耳にすることがあって、まあそれは会話ではないのかもしれませんが、なんだか言葉の持つ力が失われているようで、寂しい気持ちになります。伝えるだけでなく伝わったかを知るには、相手の様子を観察しないとわかりません。観察するために相手に気持ちを寄せてみる、そうすることで相手の存在を意識した会話が出来るのではないか、と思います。

あと仕事柄、幅広い年齢層の方と接しますが、自分の年齢より上でも下でも、離れれば離れるほど意志の疎通は難しくなります。だからこそ丁寧にそして観察。会話のスピードは相手の会話スピードに合わせて、伝わる言葉を選んで。伝わる言葉って、相手の年代にあったわかりやすい言葉ということ。会話が無くても成り立つことが増えているから、逆に会話(言葉のキャッチボール)がしっかりできるって、すごく大事だと思います。会話を大事にして、気持ちや物事がしっかりと相手に伝わるようにしたいですね😊。

稽古生からお庭に咲く、紫陽花とスモークツリーをいただきました。いい香りです🥰ありがとう!!

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