段取り
2022/03/27 (日)
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何かをする上でも、必ず必要なのが段取りです。
職人の世界で育っていく中で言われてきた事は、段取りの大切さです。
1つの物事をする上でも依頼者の要望を聞き、工事をする現場の状況を把握し起こりえる問題点を把握し、その問題点をどのようにクリアしていくかと言うことを考え、必要な道具・材料等を揃えるそのことを叶えられる職人さんを見つける。
依頼者の思いと現場で出来る物事を共有し、依頼者の実際の工事をする前段取りだけでもこれだけのことをしなければいけません。
出来上がれば目にすることによって、何がしたかったという事は半分以上の人がわかると思います。
上記のように目に見えない段取りと言うものは、わかる人にしかわからないなので、わかる人たちに力を借りないと実現できないことが問題です。
社会も同じように「地域に安心安全まちづくり」など大きく物事を捉えた時に、今日明日でいきなり実現するものではありません。
ならばその大きく捉えたものをどのように実現していくのか、難しい無理と否定的であっては実現はできません。
ただその中には可能性が0.1%でもやってみなければわからない。
そのような方たちがまず集まる場を作り、その方たち一人ひとりのコミュニティーの力を借りて輪を作り、その輪が繋がって広がっていくことにより大きな力になると思います。
私から見える日本の社会は、様々なものをスマート(賢い)化していこうとしているように見えます。
スマート化することによって、良い部分もあり悪い部分もあると思います。
良い部分については、私自身良いこともあると思っております。悪い部分としては横のつながりが希薄になり思いやりやこだわり(損して得とれなどはAIでどこまで、理解できるか?)が淘汰されていくことだと思います。
災害など何か問題が起きたときには、横のつながりで助け合うそのような社会でなければ未来を守っていく事は困難です。
大きな目標を掲げたときに、新しく何かをするという事は大変困難なことです。
ただもし日々の当たり前で未来が変わると言うことを理解し、1日のちょっとした時間を一人一人が未来に目を向けて行動できる社会ができたら、すごいことになるような気がします。
ご理解いただける方、ご協力の方よろしくお願いいたします。
道三
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