生産性の上がらない要因の一部として「安くて良いもの・安い事が良い事」と思っている社会や「現在の価格が、職人さんの思いによって支えられている価格」という事に気づかない事、1人の思いだけでは変えられない社会という事等、一つ一つの物事が今の日本の大きな課題だと思っております。

令和4年4月現在、様々なものが値上がりしました。

値上がりして大変だと言うような発信を見たり聞いたりすることが増えた理由としては、原材料・輸送・人件費等の上昇が挙げられていますが、数年数ヶ月で問題が起きたと思っておりません。

今まで値上がりを抑えられた理由は、『日本の経済状況を考えた職人さん達一人一人がこんな時代だからと値上げをせずに支えてきた』からといえます。

今は低価格でも将来的には良くなると信じて社会を支えてきた思いがある中で、“家庭のこと” “一人一人のこと”そのようなことを考え支えてきた思いに対して、“値段が上がると高い”という評価しかしない一部の人たちの思いが『生産性が上がらない大きな原因』だと思っております。

自分が利用するときには“少しでも安くて良いものが良い” “自分の労働の対価に対しては少しでも高い方が良い”という矛盾した自分勝手な社会で、生産性が上がるとは思いません

もっと一人一人が視野を広く持ち、今現在の価格が当たり前でないということを認識した上で、生活し思いやることができたら日本の社会は今の現状を抜け出せるのではないでしょうか?

道三


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