今年は戦後80年で各地で先の大戦に関する催しや記事が目につきます。

そこで、私も、そんなこともあったなあ~と、思い出したばかばかしい事とをひと言

私がまだ小学2年生で太平洋戦争の末期ころの話ですが、実際真面目におこなわれていたことです。

日本本土に連合軍の敵機が飛来し空爆が頻繫になり、敗戦が色濃くなった軍部は、国民の厭戦機運が高まるのを恐れてか、国民の目を戦況からそらすためか国民に国家との一体感を植え付けるため新聞、ラジオ、国策映画など情報統制を強化すると共に、隣組などの組織を作り生活面の統制を制度化した。

このころには国内には屈強な男はおらず、銃後の守りは女、子供ばかり、もしも敵機が飛来し落下傘で敵兵が攻めてきたらどうするか?

軍部の指導は、「落下傘で降りてきた敵兵は目を回しているから地上に降り立ったところを竹やりで突き殺せ」と言うものであった。

空軍の兵士が落下傘で目を回す?、相手は銃を持っているのに竹やりで?、

そこで、この竹やりで藁人形を突き刺す訓練をバケツリレーによる消火訓練と共に大真面目で実行していました。

誰も疑うことなく、これはまさに今流の「プロパガンダ」による一億総白痴化である。

現代社会では「生成AI」でもっと巧妙な情報が「SNS」によって世界を駆け回っている。

SNSによる情報は、よほど眉に唾して真偽をみきわめる事を前提にしたいものです。

バケツリレーの写真は、甲府市発行「甲府空襲の記録」より抜粋

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