時々通る道にある生け垣を植木屋さんが手入れしているところにちょうど行き当たりました。

暑い日中に、植木屋さん数人が刈り込みばさみで手際よく刈り込んでいたのですが、"ショキショキ"と刈り込む音、"チョキチョキ"と枝を摘める音…作業の違いによるのはもちろんですが、鋏の使い手によって変わる鋏の音に耳を澄まし、一人ひとりの音の違いに趣を感じ嬉しくなりました。

生け垣がある家も少なくなり、その生け垣も"バリバリ"とバリカンを使い短時間で手入れをしているのを見かけることが多いように感じておりました。こぎみ良い鋏の音に整っていく生け垣はとても気持ち良さそうに見えます。このような職人さんの手仕事に遭遇し、忙しない日常のなかゆったりとした素敵な時間を頂きました。

この先も、このような風景が身近にあってほしいものだと思いました。

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