社会の成り立ちを見つめ直した時戦後の日本と現代の日本、戦争が起きている国と戦争のない日本、何が違うのか何が必要なのか。

そのようなことを考えてみたいと思います。

戦後の日本にはあった、近所に対しての思いやり、他人に対しての思いやり、ものづくりを通しての思いやり、家族に対しての思いやり、社会に対しての思いやり、誰もが当たり前に今でも思っていることが本当に今の日本にあるのでしょうか?

私から見える今の日本は、上記の事を、『大切にしていきたい』そう思っている人たちはたくさんいるように見えますが、現実はなかなかできないように見えます。ひとりでいるときにはできることも、大勢の中でやると偽善者などと揶揄されることもあります。その結果として、自分の思いを相手に伝えることができない環境が増えたのだと思います。

何年か前までは、電話帳に住所と電話番号と世帯主の名前が載っている事が当たり前でした。今は人を騙す人が増え、安心して自分の個人情報を晒せないそのような環境になりました。その原因として、個人情報を悪用する一部の人たちの行為によるものだと思っております。かといって、人を騙す人を社会から排除できるかというと”絶対無理”と言っていい位難しいことだと思います。

ただその逆に、信用信頼を大切にしている人たちがつながり、見える化できたときにはどうでしょうか?人を騙すような人たちと自分の信用を落としかねない人と信用と信頼の輪でつながるでしょうか?また、過去に問題を起こしたからと信用がないからといっている人でも、身近な人が信用を分けることで社会復帰ができるような社会、排除するのではなく変わることができる社会ができるのではないでしょうか?

今、日本の外では戦争が起きている国があります。国として戦争は起きていますが、そこの国民全てが戦争に賛成しているわけではないと思います。そのようなことを考えると、小さな犯罪や事故・争い事・戦争が起こる前に、一人一人ができる小さなことに向き合える環境として、信用と信用の輪等で繋がっていく小さなコミュニティをつくっていく場が必要だと思います。

日本も戦後77年が経ちますが、戦時中終戦直後誰もが思ったことが『二度と戦争は起こしたくない』そう思っていたのではないでしょうか?今ある日本の平和は、当たり前にできたものではなく、先人たちが作り上げてくれた平和だと思っております。そのような方たちに感謝しつつ、安心して暮らせる社会を後世につなげていくことが、現代を生きる者として必要なことだと感じております。

道三

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