日々よく耳にする

心がないから感謝ができない

感謝ができないから、心がない人

人に感謝が先か、心が先かと問うと、大体の人が「心」と即答する

そんな時代に、大人は子供に「感謝」の大切を説いている

具体的に感謝とは何なのか?答えられる人がどれだけいるのか?答えられないのに、人に感謝をしろと言うのは、どういう意味なのか?と考えたときに、今の自分が存在している事は、親やその他の大人がいたから存在し生きてこれた、だからその人達に感謝しなければいけないという事迄は、わかる

ただ、最近の大人から聞こえてくる声は、昔と比べて「世知辛い世の中になった」「生きにくい世の中になった」「これからの子供たちの未来は、どうなるんだろうか?」と、まるで他人事の様な声が多く聞こえてくる社会で、心を持って感謝しろと教えている大人に違和感を感じている

砂漠の真ん中、生きる術も、頼るものもない中で、心や感謝が何の役に立つのか?

それでも希望を失い、絶望の中でも水を手にした人が現れた時人は、その出会いに感謝し、もし水を分けてもらい飲む事が出来て潤わされて初めて心が持てるのだと思う

反対に水を分けてもらう事が出来無かった時心を持てる人がどれだけいるのか?

そんなことを考えていると、自分が苦しい時に水を分け与えられる大人がどれだけいるのかと思って周りを見廻すと、そんな余裕は無いという大人が殆どだった

子供を持つ親でさえ自分の子供達の未来に対してどうなってしまうのだろうと心配しているが、どうしたら良いかわからないと、言えてしまうのが現状です

子供達の未来を守ろうとしない、大人が増えた現代社会で、子供達に心から感謝しろと言っても感謝は、「ありがとう」と言えば感謝だというレベルまで落ちてしまった。そんな環境で心を持って人に、接しろと言われたとしても土台無理な話し

自分が生きていて、不安な事、嫌だなと思う事を、仕方ないが無いと、文句や愚痴を言いながら、世の中の流れに逆らわず、子供達の未来よりも今の自分を大切にする社会で、どの様に感謝をして重い槍の心を持つ事ができるのか?

長く生きた、人として、これからの子供たちが、いつの日かあってよかったと思える環境を残すことは、ある意味先に生まれたものの役目

何かのせいにして口先だけで生きている男では無く、誰もが未来を護れる漢としての生き方が出来る社会の実現を視野に入れ、自分の生き方を大切にして生きていきます

いつまでも守るもの、大切にしたいものがある人が多い社会で、生きてみたい

道三

今日は満開の桜でも、雨が降り1週間もすれば散ってしまう

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