職人のイメージ

言葉で表すと

職人気質(しょくにんかたぎ)職人気質(しょくにんきしつ)

頑固

人の言うことを聞かない

見た目で言うと

現場で働いている人

作業着を着ている人

手作業でものを生み出す技術者

卓越した手作業でものを生み出す技術

プロフェッショナル

等が、一般的なイメージだと思います1

以上が、職人としたならば簡単に自分のことを職人と言えないような気がします。もし上記を基準にした時に見習いと職人の境って何なのか、具体的に説明できる人がいるのでしょうか?若い子が職人になるそう言ってその世界に飛び込んだとして見習いから職人に変わる境と言うのは具体的にどこにあるのでしょうか?

道三が思う職人とは、心から生まれる物

具体的にわかりやすく言うと

1つ  職業:職種は関係ない

1つ  性別の差別はない

1つ  誰かの思いを形にできる何らかの力を持っている事

1つ  技術的なレベルは相手によって求める差があるため相手が納得すれば問題ない

1つ  相手が自分のことを思って努めてくれることに対して、精一杯の出来る事をすること

以上の志を最低限持って進む事ができるのが、私の思う職人です。

職人は頑固、そのようなイメージが強いようにも思えますが、相手のことを思い10年より先も考え、誰もが嫌な思いをしないで暮らすことを望んだ結果、言葉が強くなり、人の話を聞かない怖いと言うようなイメージが定着したのだと思います。

昨今では、”完璧で小さな失敗も許されない””お客だから何を言っても良い”そんな社会になっているように感じます。自分が完璧でもないのに相手には完璧を求める、そのような環境では、職人さんは減っていく一方です。

あらゆるものがAIや機械化され便利になり、様々なメリットを生み出す一方で、一人ひとりの様々な思いと心を込めて生み出されたものが評価されながらも継承される事なく衰退し消えていく町を見ていると、これからの未来が不安になります。

自分には何もできない、何もする必要がない、自分の人生は問題ない、誰かが社会を変えてくれる、今を頑張って我慢していれば良い時が来ると待っている、自分は常に安くて得をしていたい、自分は損をしたくない、相手が損をする事は問題がない、お金があれば人生は安泰と思っている、相手の未来より自分の未来だけ

その様な社会になりつつあるなかでも、誰かの笑顔を見たい、幸せにしたいと思い行動をしている方の思いが持続可能な社会になり繋がっていく事、今の生活を守ってくれている一人一人に感謝しながら残りの人生を送りたいと思っております。

子供達が『将来職人になりたい』と言うような社会と、日々の当たり前の生活の中で多くの職人さんに会える社会を望んでいます。

令和4年3月吉日  道三

追伸

どんな人でも明日は自分のお客さんになる可能性があり

失敗が人を成長させる

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