よく利用するショッピングセンターのレジに設置されていた、飛沫防止の透明シートが、撤去されていました。本来の景色に戻ったはずなのに、3年という時間は、シートが存在していることが当たり前のように、そう思わせるのに十分な時間でした。撤去されたレジ周りは無防備で、なんだかハダカみたいな感じで、物理的な遮断だけでなく心理的にも遮断されていたことを、改めて感じてしまいました。景色は3年前に戻ったのかもしれません、でもその間に出来上がった接触をせずにやり取りする生活は、ますます前に進んで行くのでしょう。便利さと引き換えに、何かを失っているように感じて仕方ないのですが、でももう、少しばかり不便で手がかかる世の中は、過去になるのでしょうね。不便って悪いことばかりではないと思うのですが。

この3年間が大変だったことは忘れたくないです。必死にマスクを作っていたことも。

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